植毛の手術後に最低限知っておくべき7つのポイント

自毛植毛の手術後で最低限知っておくべき7つのポイント

このサイトでは、植毛手術を受けるにあたってこれだけは知っておきたいという知識を7つのポイントにまとめています。

 

手術直後の頭皮の痛み

FUT法 手術後の痛みとつっぱり感

手術の麻酔はそれほど長くは効かず、約3時間程度と言われています。

 

麻酔が切れると頭皮に痛みが出てきてしまうことがありますので、痛みが気になる方は医師に相談し痛み止めを処方してもらうことがおすすめです。

 

痛みが気になって眠れなくなってはいけないので、飲む飲まないは別にして処方していただいたほうが良いでしょう。

 

メスを使って後頭部を切る手術法を選択された場合、患部の痛みよりも頭皮がつっぱる感覚を覚える方が多いようです。

抜糸までの期間

抜糸までの期間ですが、術後10日間から2週間程度で再びクリニックに行き、抜糸をします。

 

遠方から来られる方の場合は抜糸が必要ないタイプの縫合を選択すこともお勧めです。自然に体内に吸収される抜糸の必要がない糸というものがあります。

頭皮に負担をかけることを避ける期間

自毛植毛の手術後は頭皮に負担をかけない かかない

特に頭皮に負担をかけるのを避けなければいけない期間というものがります。せっかく植毛したものが上手く定着しない原因にもなりますので、十分な注意が必要です。

 

術後の約3日間はある程度の痛みがあるケースもあるので無理はできません。

 

特に患部は擦ってしまったり、ぶつけたりしないようにします。またかゆくて掻きたいこともあるかもしれませんがここは辛抱しなければなりません。

カラーリングやパーマができるまでの期間

自毛植毛の大きな特徴がカラーリングやパーマができるということです。ただし植毛した直後は大きな負担になるので行なわないでください。

 

カラーやパーマができるまでの期間はかさぶたが取れるまでを目安にしてください。できれば髪の毛が生え揃う半年程度は待ちましょう。

髪型についてのアドバイス

FUT法と呼ばれる横に一直線にドナーを採取する植毛法を選択した場合は、後頭部から髪の毛を頭皮ごと摂取するので傷跡が残りやすく、短く刈り上げるような髪型にすると“薄いピンク色の傷跡”が見えてしまうことがあります。

 

FUE法(くりぬき法)の場合は、直径で1mmほどの丸い傷跡が広範囲に多数残ります。

 

坊主やスキンヘッドにしなければ問題がない程度なので、一定以上の髪の毛の長さにする予定の方はあまり気にしないでください。(2センチから4センチの長さで傷跡は隠れます)

タバコを控える期間

タバコを吸う方は植毛株の定着率に関わるのでなるべくタバコを控えなければいけません。

 

期間として2週間から3週間程度は必要なので、かなり長期間になります。手術前から本数を減らすなどの対策をしておいたほうがいいかもしれません。

 

タバコには血管を収縮させる作用があり、髪の毛に悪影響が出る可能性が指摘されています。植毛した髪の毛に血液が送られないと、栄養が不足し正常な成長ができなくなります。

 

タバコを吸うことで定着する前に植毛した毛が抜け落ちてしまう事もあるとの指摘がされているので注意が必要です。

洗髪について

手術後は出血がしやすい状態なので、当日の洗髪だけは我慢が必要です。ただし翌日になると傷口なども安定し始めているので、洗髪もできるようになります。

 

最初の2日間程度は移植した毛が抜けやすいので、洗い方に気を配り強く洗わないでください。傷口が開いてしまう事もあり、軽く泡を使って洗髪するようなイメージがおすすめです。

 

お湯にシャンプー剤を入れ、それを頭にかけるだけの洗髪方法もあります。

 

植毛株が定着するまでは手術後から1週間程度はかかりますので、その後に通常のシャンプーができるようになります。3日目くらいまでは特に頭皮が不安定な状態なので、お湯を流す程度にするのも良いです。

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